2024.12.7
大阪・北御堂で世界初のスノーボード大会!牛乳石鹸がメインスポンサーを務める『COWDAY STREET 2024』
2024年11月23日(土)・24日(日)、大阪・北御堂(本願寺津村別院)にて、スノーボード・レールコンテスト『COWDAY STREET 2024』を主催しました。お寺の境内での開催は世界初の試みとして注目され、2日間で約5,000人が来場しました。
※世界初のお寺境内×スノーボード大会
歴史あるお寺でのスノーボード:お寺と現代文化の融合
会場となった北御堂は、大阪の中心に位置する歴史あるお寺です。地域貢献と若者との交流を模索する北御堂の取り組みと、都市部でスノーボードの魅力を広めたいCOWDAYの思いが一致し、今回の開催が実現しました。
境内には特設のスノーボードコースが設けられ、トップスノーボーダーたちが難易度の高い技や多彩なトリックを披露。静かな寺院の雰囲気と躍動感あふれる競技が融合し、観客に新鮮な驚きをもたらしました。
北御堂イベント関係者は、「若い方々にお寺という歴史に触れてほしいと考えていたので、この大会は大成功です」と語り、スノーボードという現代文化と伝統的な場の融合が新たな文化交流の形として注目されました。
来場者からも、「大阪でスノーボードの大会が観られると思っていなかった」「プロ選手の滑りに感動した」「スノーボードを始めたくなった」といった声もあり、大会の特別な雰囲気が広く伝わったようです。
※大会会場跡地に残された雪で遊ぶ子供たち
※初めて雪に触れ笑顔たっぷりの親子
次世代を育む:子ども向け雪遊び&スノーボード体験
大会翌日には、スノーボードコースが子ども向けのスノーパークとして一般開放されました。普段雪に触れる機会の少ない子どもたちが雪遊びを楽しむだけでなく、初めてのスノーボード体験に挑戦する姿が見られました。
スノーボード体験プログラムでは、インストラクターが基礎から丁寧に指導。恐る恐る板に乗る子どもたちが次第に自信をつけて滑り出す姿に、保護者からは「子どもに近所で雪と触れ合う体験をさせられて嬉しい」「生まれて初めての雪だったので大喜びでした」といった声が寄せられました。また、「この体験をきっかけにスキー場に行ってみたい」と、ウィンタースポーツへの関心が広がるきっかけにもなりました。
※長野県のパンフレットがずらり
※大阪の飲食店が多数出店
盛り上がる会場:長野県紹介ブースや飲食ブースも充実
会場内には、岡本選手の活動拠点である長野県の魅力を紹介するブースも設置されました。このブースでは、長野県の観光スポットやスキー場情報、地域の特産品が紹介され、多くの来場者が興味を示しました。「長野に行ってみたい」「本場の雪で滑ってみたい」という声も多く、イベントが地域活性化のきっかけとなりました。
また、地元の人気飲食店やスノーボードメーカーが出店するブースも並び、大会をさらに盛り上げました。観戦に訪れた人々は、「プロ選手の圧巻の滑りを間近で楽しみながら、美味しい食事も味わえて贅沢な時間を過ごせました」と語り、友人や家族と共にイベントを満喫する姿が多く見られました。
※カッコ良い滑りを連発し女子ベストライダーに輝いた高森日葵選手
「COWDAY」の思いと岡本圭司選手が描く未来
「COWDAY」は、牛乳石鹸が2015年から主催するスノーボードイベントで、岡本圭司選手とのコラボレーションにより、「スポーツとして/エンターテインメントとして/アートとして」スノーボードの新たな可能性を追求しています。
岡本選手は、大会運営を通じてスノーボードをより身近な存在にし、未来のファンや選手を育てることに力を注いでいます。その熱意の源には、どのような「思い」があるのでしょうか?
岡本圭司選手へのインタビュー 〜心と身体がスノーボードによって自由になる世界を〜
※以下、岡本選手のコメント
『COWDAY STREET 2024』は、岡本選手が掲げるスノーボードの新たな可能性を象徴するイベントです。お寺という非日常的な舞台でスノーボードを披露することで、伝統と現代文化の融合を実現しました。また、地域の子どもたちに雪遊びやスノーボード体験の場を提供し、新たな文化交流とスポーツ普及の形を示しました。
今後も岡本選手の挑戦とスノーボード界の発展がどのような未来を切り開くのか、注目していきましょう。
COWDAYが始まり、もう10年が過ぎました。
始めたころに比べると、仲間も、応援してくれる人も増え、規模も比べ物にならないくらいに大きくなりました。
自分は選手時代に東京ドームで行われていた大会をはじめ、多くの大会に参加して、多くの物をそこで得ました。
そういった大会が無ければ今の自分は無いと言い切れます。
ただ時代の流れと共にそういった大きなコンテストは減り、今はオリンピックへ繋がる公式戦のみがフューチャーされていますが、本当のスノーボードのイベントの魅力は多くの人を巻き込む『熱狂』であり、それを再び作り出すことが、自分と牛乳石鹼の使命だと感じています。
そしてそれはSLOPE STYLEやBIG AIRだけでなく、映像のフェスや今回のSTREETと多岐に拡がり、自分たちはその全てにおいてアプローチできるようなスキームを構築していく事を目指しています。
それはつまり「スノーボードを好きな人たち全てが一緒に乗っかれる箱」であり、「スノーボードをしない人達も巻き込める熱狂」という事でもあります。
そして自分達だけでなく、時間と共に増えていく若い仲間に想いとスキルを受け継ぎ、その時代を作る若いパワーで、COWDAYがどんな時代にも合わせてカッコいい形で変化していく事を望んでいます。
スノーボードには、他のスポーツにない“自由さ”があります。
今の時代だからこそ、大自然の中で遊び、自分を表現する事をライフワークにできる環境を作り出し、多くの人の心と身体がスノーボードによって自由になる世界を、少しずつですが実現していければいいなと感じます。
これからのCOWDAYの成長に、是非ご期待ください。
最後に
『COWDAY STREET 2024』は、岡本選手が掲げるスノーボードの新たな可能性を象徴するイベントです。お寺という非日常的な舞台でスノーボードを披露することで、伝統と現代文化の融合を実現しました。また、地域の子どもたちに雪遊びやスノーボード体験の場を提供し、新たな文化交流とスポーツ普及の形を示しました。
今後も岡本選手の挑戦とスノーボード界の発展がどのような未来を切り開くのか、注目していきましょう。