Magazine

2025.10.15

競技を超え、滑りそのものが言葉になる──岡本圭司選手『NEVER – episode6』公開!牛乳石鹸公式 COWsports

日本のスノーボード界を代表する存在として、常に“挑戦”の意味を問い続けてきた岡本圭司選手。
彼の歩みを記録するドキュメンタリーシリーズ『NEVER』の最新作第6弾が公開され、作品に対するコメントをいただきました!


2015年、撮影中の事故で脊髄損傷を負った岡本選手。
「滑ることをやめない」という言葉を胸に、リハビリと再起を重ねながら歩み続けてきました。
その姿を映してきた『NEVER』シリーズは、困難を乗り越える勇気と、前に進む力を多くの人に届けてきました。


これまでの『NEVER』シリーズ

第1作では、事故直後の葛藤と再起の決意。
第2作では、怪我前に交わした仲間との約束を果たす姿。
第3作では、二度目の大怪我を経てなお挑み続ける強さ。
第4作では、復帰後に仲間と旅した北海道での再会と喜び。
第5作では、パラリンピックという新たな舞台への挑戦と、自分にとっての“挑戦の意味”を見つめ直す姿が描かれました。


『NEVER – episode6』──挑戦のその先にある“表現”。

今作の舞台はバックカントリー
手付かずの自然の中で、地形を読み、雪を感じ、
スノーボードそのものを“表現”として滑る岡本選手の姿が収められています。

もともと岡本選手は、怪我をする以前から「魅せる滑り」を追求する表現者でした。
そして今、再びその世界へと戻り、競技者としての経験を超えた“新しい言葉”として滑りを刻んでいます。

(※以下、岡本選手ご本人のコメントです)

脊髄損傷から10年。

もう昔のようなハードなライディングはできないけれど、自分が大切にしているのは「今の自分にできる最大の挑戦を続けること」。

その中で、パラリンピックに挑むことは、技術や肉体への挑戦であり、今もなお“もっと上手く滑ること”を追い求めています。

そしてもう一つ、自分にとって欠かせないのが「表現としてのスノーボード」。

映像を撮り続けることは、自分のスノーボードの半分以上の要素を占める行為であり、

40歳を過ぎても、右足が思うように動かなくても、痛みが残っていても、“自分が自由であるための挑戦”であり続けている。

スノーボードは競技でもあり、遊びでもあり、ライフワークでもあるという事を、人生全てを通して体現していく。

今回の映像は、そんな中で迎えた―

最も自由で、最も気持ちのいい瞬間を、北海道で記録したものです。

ぜひ、その時間を一緒に感じてもらえたら嬉しいです。


勝敗ではなく、自分の中にある感情を雪の上で表すこと。
それは、挑戦を続けてきた彼だからこそ辿り着いた“静かな強さ”の形。

『NEVER – episode6』は、
競技を超え、滑りそのものが言葉になる瞬間を描いた作品です。

牛乳石鹸はCOWsportsを通して、
岡本圭司選手が体現する“変わらないやさしさ”と“止まらない挑戦”を応援し続けます。
ぜひ、その滑りに込められた言葉を、感じてください。

NEVER episode6はこちら!!!

岡本選手の紹介ページはこちら!!! ←NEVER 全シリーズ公開中!